2015年8月4日火曜日

良い薪と悪い薪

・乾燥



良い薪の特徴はよく乾燥していることです。

一般的に水分計で測った時に20%〜10%以下のものが良いとされています。

乾いていない薪を使用すると様々な問題が生じます。

⒈煤やタールが発生しやすく、ストーブ本体や煙突を痛める原因になります。

⒉薪に残っている水分が蒸発させるために周りの熱を奪うために、なかなか火力が上がりません。



(よく乾燥させた状態です)



(乾燥が不十分な状態)



・菌、カビ


多くの原木は野ざらしにしておくとすぐにカビや菌が発生してしまいます。

山積みの状態の原木は下の方が特に湿気が多いため、腐食が進んでしまいます。

菌が表面に出てしまっている薪は中の繊維に広く根が浸透している状態になっています。

こうなってしまうと、薪をスカスカにしてしまい、すぐに燃え尽きてしまいます。



(菌が入っていない薪です。)



(薪の切り口に、白や黒の菌が見えます。)



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